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E.T.D第6小隊の中核となる戦闘力。使命を必ず果たす執行者であり、全ての渉異犯罪者に向けられた鋭い刃である。 「なんだこれ?大げさすぎねぇか?」 「最初に書いてあった『E.T.D第6小隊の結構イケてる隊員』よりはずっとマシだと思うけど」 カオスが相手に与える第一印象は、大抵「マスクの怪しい人」である。その風貌から人を寄せ付けないが、話してみると実は明るく陽気で、とても付き合いやすい男だと分かる。彼と言葉を交わしたが最後、会話は潮のように途切れることはなく、彼自身が喋りすぎに気づくか、聞き手がウンザリするか、新たな任務の着信音が鳴るまで止まることはない。 しかし、戦闘においては一転、熱血戦闘狂となる。彼は極めて強い意志と無尽蔵のスタミナで、ターゲットを徹底的に追い詰め、決して逃さない。時には犯人を捕まえることを優先するあまり、些細なこと…管理局の規則などを無意識に無視してしまうこともある。カオスにとって管理局のルールや組織構造は理解する必要もなく、管理局の一員であることすら時々忘れる程度のものなのだ。彼にとって幸いだったのは、E.T.Dは局内において最も制約の少ない部署だったということだ。 第6小隊の仲間たちは、彼の猪突猛進さをさほど気にしてはいない。万能な隊長がいつも厄介事を上手いこと処理してくれるせいか、カオスがたまに手続きをガン無視することで、かえって依頼の処理効率を著しく高めてしまっている。事後処理を行う隊長自身は、この件について特に咎めるようはことはしてない。 カオスの異能は、煙の塊を実体として形成、召喚することだ。煙の量は一定ではなく、多い時も少ない時もあるが、一定量を下回ることはない。過去の経験から、カオスは煙の量が周囲の人々の「カルマ」に依存していると考えている。その理由は、カルマの深い場所では常により多くの煙を得ることができるからだ。しかし、これは彼の推測に過ぎず、実際の因果関係は不明である。 「俺の異能って、こんな感じだよな?」 「いや、それって本人以外が分かるわけないだろう?」




































