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異象管理局E.T.D第4小隊には、前科持ちメンバーがいる。 彼女がどんな罪で、あの伝説のグーへロス島に投獄されたのか…実は、大した事じゃない。彼女が不意にとった行動が、一部の人間を覚めない眠りに陥らせた。それだけだ。 「果てなき新生と輪廻も、終には何もない虚無に帰してしまう」 彼女は指で髪の毛をくるくるといじりながら、くくくと笑い出した。 「私はただ、彼らの願いを叶えただけだわ。あの人たちを、彼らが生涯焦がれていた楽園に連れて行ってあげただけ」 特別釈放されたこの元囚人に対し、第4小隊のみんなはこれといった特別な扱いはしなかった。 ただ一人、犬の頭を持つ隊員を除いて。彼はいつも無表情だが、その目は、常に警戒の色に光っている。これは二人の、数か月か前までにあった関係に起因しているのかもしれない。あの時、彼らは拘束係と指名手配犯だったのだ。 でも、何がともあれ、ファルディーヤは新しい仕事を気に入っている。思いっきり戦いに興じることで、危険が脳を刺激し、痛みが体を震わせてくれるから…暴力こそが、生命の「過剰」な贅沢品なんだ。その味わいに、溺れないわけがないだろう? あのおかしな女が自分を島から連れ出した目的は分からないが、ま、いいだろう。どうせ他に行く場所もないんだし。かつて、彼女が跪き、敬虔に祈りを捧げた場所は、今じゃ立ち入り禁止のテープで厳重に封鎖されてしまった。こんな光景、誰が見ても笑ってしまうだろう。しかし今でも、よく知っている銀色の目が彼女を見つめている。その寛容で、慈愛と欲望に満ちた眼差しを、彼女は感じられる。 「思いっきり、やりたいようにやりなさい、ファルディーヤ。きっと、面白いことが見つかるよ」 面白いこと?キザ男、犬、それか小娘か? ファルディーヤはいつものように目を細めた。 それじゃあ…彼らがどんな愉快な体験をさせてくれるのか、期待してみようかしら。












































