NTE
S★★★★★Chaos#1004

レクイエム

「鎮魂ミサ」

ダメージ出力メイン攻撃力継続ダメージ

異象管理局の局員による、後方勤務への修理依頼の最多記録保持者。

レクイエム
居住地
異象管理局E.T.D第4小隊
誕生日
6月26日
解放(冒険者レベル)
4
最大覚醒
6
デフォルト武器
None

ドシエ

詳細情報

異象管理局には、誰もが知っている暗黙の了解がある――管理局のソファというものは、基本的にレクイエムが転がっているための場所だ、と。 ソファだけじゃない。陽だまりでぽかぽか温まった屋根の上、人気のない静かな階段、あるいはふかふかのクッションが敷き詰められた不気味な棺の中…そんな場所でも、たいていレクイエムの幸せそうな寝姿を見ることができる。 「1日は24時間あるんだから、20時間寝ても多くないでしょ?」――彼女は本気でそう思っているのだ。 E.T.D第4小隊の「一番可愛い切り札」として、レクイエムがいくらマイペースで口下手だとしても、その人気者としての立場はゆるぎない。苦情の件数と公共物の損害率が恐ろしいほど正比例していても、彼女に感謝状を送る人や熱心なファンは驚くほど後を絶たない。 隊内の人間関係もおおむね良好だ。みんなでカジマキッチンへお昼を食べに行くと、レクイエムがケチャップを独り占めにするせいで、他のメンバーはアイスクリームにポテトをディップして食べる羽目になるが…まあ、そんなことは大した問題じゃない。 純粋すぎるせいか、レクイエムは独特な「素晴らしさを見つける目」を持っている。 うっかり看板に頭をぶつけた時や、息を切らしてやっと目的地に着いた後で「実は車なら一瞬だった」と知った時、彼女は目を輝かせてこう思うのだ。「看板、強い!車、すごい!レクイエムも、そうなりたい!」 もっとも、自由自在に異能を操り、想像だけで複雑な形を具現化するのは、はたから見える以上に難しい――「レクイエムさんも、人目のないところでいっぱい努力してるんですよ!」 脚をギプスで固定したE.T.D予備隊の隊員は、なぜか誇らしげにそう語った。 さて、今日もまたレクイエムの姿が見えない…また迷子になったのか? それともどこかで寝ているのか?もしかして、道端のトマトゼリー自販機の前で張り付いて動けなくなっているのかもしれない。だが心配は無用だ。E.T.Dの頼れる隊員として、肝心なときには必ず駆けつけてくれる。 …その対価として、道中のガラスドアを片っ端から粉砕してやって来るが…

トマト熱狂値100%

異能の代価なのだろうか、トマト製品以外、レクイエムは何を食べても味がしない。どんなにおいしそうな匂いがしても、口の中に入れると、ふわふわな水か、かみ応えのある水か、サクサクとした水を食べている程度にしか感じない。 だが、いいこともある。たとえミントが「ちょっとした閃き」でバナナココアカボチャパイを作り出そうとも、匂いがそこまで酷くなければ、レクイエムは無表情のままそれを完食できるのだ。 噂によると、トマト製品メーカー「トマト100%」が一度、レクイエムに商品のアンバサダーを依頼したことがあるそうだ。その後、異象「トマトデビル」の影響で企画は中止になったが、最近になってまたメーカー側が再開を計画しているらしいという情報がある…未公開情報のため口外しないように…

1級航空災害警報

ヘテロシティはあまりにも広く、歩いて移動するのはあまりにもしんどい。ある日、レクイエムはこう考えた。「歩くの、面倒」と。次の瞬間、彼女はなんとコウモリの姿になって、空中を飛んでいた。うん、ラクチン。問題解決! しかし、飛べるようになると、新しい問題が出てきた。どんな建物にもガラスのドアが設置されているわけではないが、ガラスの窓は至る所にある。飛ぶようになってから、レクイエムがガラスに突っ込むという事故は多発するようになった。また飛行中に、つい居眠りをしてしまうこともあった。歩くより飛ぶほうが楽なので、無理もないが、いざ本当に寝てしまえば、翼を動かすことを忘れて…ヒューン、ドンッ!となってしまうだろう。

アンチ王道漫画同好会

レクイエムは近年有名な非王道漫画「デュークK」の忠実なファンである。最新情報をいち早く入手するため、彼女は「ベーグル」の住人になっている。 文字を打つのは面倒なので、彼女はほとんど投稿をせず、ROM専に徹している。ハンドルネームを考えるのもおっくうで、そのまま本名を使っていた。しかし、頻繁に「いいね」をしたことで、同じ「デュークK」の熱狂的なファン「ガイロセクト女学院超異能課No.1エース」に見つかり、半ば強引にフレンドとなった。 第4小隊のみんなは、レクイエムがついに友達を作ったと喜んだが、当の本人は今になっても友人のフルネームを覚えておらず、普段は「字沢山ネッ友」と呼んでいる。一方、友人のほうもレクイエムのことを、「リアルでハンドルネームを名乗る中二病」だと思っているようだ…

アスタリングの秘密?

異象管理局の職員資料の中に、入隊前のレクイエムの写真が保管されている。そこには廃屋となったコンビニの屋根に座り、一心不乱にトマトゼリーを舐めている彼女の姿が写っていた。 また、このような記録もある。E.T.D予備隊に入った時、レクイエムはまだ異能を全くコントロールできていなかったが、しばらく予備隊で訓練した後、明らかな進歩があったらしい。実はその時、彼女は後の隊長となる人物から、出所不明で、明らかに誰かのお下がりのペアリングを受け取っていたのだ。それが彼女の訓練に大いに役立ったらしい。 レクイエムがもう少し成長すれば、その指輪に隠された秘密に気づくかもしれない。だが、それはまた別の物語だ。

名もない未来

ほとんどの人が赤子時代のことを覚えていないように、レクイエムもまた、自身が「レクイエム」になった前のことを覚えていない。 彼女が自分につけたこの名前は、目を覚ました時、目の前の棺の蓋の裏に刻まれた文字に由来している。レクイエムは不思議に思っていた。どうして他の人の名前は、自分でつけたものじゃないんだろうって。大人たちはいつも、自分で人生を選ぶ人になりなさいって言うのに。 でも、「ミサちゃん」や「レクイエム先輩」のように、自身で決めたじゃない呼び方も、自分を指している気がする。これらの名前があったら、自分は、違う人になったりするのだろうか?…今のレクイエムにはまだ、こんな複雑な問題は分からないようだ。 でも、隊のみんなが言ってた。名前を呼ばれたら、ちゃんと返事をするようにって。レクイエムは、その言葉をしっかりと覚えた。 「あのE.T.Dの怪力美少女、いつも無表情だけど、意外と全然気取ってないよ!この前見かけた時に挨拶をしたら、ちゃんと返事してくれたし!ああレクイエムちゃん、可愛い!」 ――このようにして、レクイエムの市民の中での人気度が、また少し上がったようだ。